花粉症の方にとって、
『マスク』は、もはや生活必需品と言っても過言ではありません!
特に、最近では「コロナウィルス」対策で、
外出時には、マスクを着用していない人のほうが少数派となっています。
その影響で、当たり前の様に購入できていたマスク類は、
かなり「入手が困難」な状態となってしまっています w。
そのため、使い捨てのマスクでさえ、
なかなか使い捨てできないので、衛生面でも不安になってしまいますよね?
そこで、今回は『洗える立体マスクの作り方』を、
手順に沿った写真付きで、詳しくご紹介します。d^^
「型紙を無料でダウンロード」して、手作りできるので、
できれば SNSなどで拡散して、シェアしていただければ幸いです♪
Sponsored Link
Contents
手作りの「洗える立体マスク」
今回手作りするマスクは、
「洗えるマスク」というのが大前提です!
また、その他にも、
- ポケット付きで、ガーゼやティッシュが入れられる!
- ノーズワイヤーを自由に出し入れできる!
- メガネが曇りにくい立体3層構造!
- 耳が痛くならない!
- 好みの生地やデザインで作れる!
といったコンセプトで、手作りしてみました。d^^
基本的には、ミシンで縫って作っていきますが、
もしミシンがない場合は、手縫いでも可能な範囲だと思います。
もちろん、それなりに時間はかかってしまいますが... w
無料の型紙で手作り♪「立体マスク」の作り方
実際に、顔の形にフィットする様に、
何度か試作を繰り返して、今回の『型紙』を作成しました。
型紙は「レディースサイズ」となっているので、
一般的な女性の方でしたら、
おそらく、ある程度はピッタリサイズで使用できると思います。
女性でも顔が小さい(または 大きい)場合や、男性の方は、
ダウンロードした型紙を使って、内側(または 外側)へ、
縫う場所をズラすことで、簡単にサイズ調整することができます♪
ちなみに...
5mm内側(外側)を縫えば、マスクの全体大きさは、
約1cm小さい(大きい)仕上がりサイズになりますよっ。d^^
立体マスクの「型紙」をダウンロード
今回は、型紙を使用して作りますので、
立体マスクの『型紙』をダウンロードしたら、プリンターで出力して、
「外布カットライン」に沿って、切り取っておいてください。
ちなみに...
保存したダウンロードファイル(ZIP形式)を、
ダブルクリックで展開すると、PDF形式のファイルになります。d^^
「仕上がりサイズ」で切り取った型紙用紙2枚(合わせ部分の余白を少し残す)を、
ホッチキスなどで留めて、実際に自分の顔に当ててみましょう♪
顔の形やサイズは、それぞれ異なるので、
自分の顔にあったサイズに「微調整」することで、
よりフィット感が増して、着け心地がUpしますよっ。d^^
Sponsored Link
洗える立体マスクの「作り方」
マスクを作るにあたって必要となる、
材料と道具類を、まずは確認しておきましょう。d^^
「必要な材料」
- 【必要な材料】
- 布生地(20cm×20cm ※外布・中布・内布 各2枚)
- ストッキング(2cm×20cm程度)
- ワイヤー(7cm程度)
外布・中布・内布は、別々の生地を使用しましたが、
同じ生地を使用しても構いませんよっ。d^^※ ノーズ用のワイヤーは、使い捨てマスクの物を再利用しましたが、
電化製品のケーブルや、お菓子の袋に付いている物でも構いません。
- 【必要な道具類】
- ミシン
- アイロン
- ※ 他の道具類は、
「ハサミ」「チャコペン」「まち針」「ゴム通し」を使用します。
「外布」以外の布生地は、100均ショップで購入しました♪
(※ 外布は、家にあった生地を使用しました w。)
「手作りの工程」と「作り方手順」
型紙と材料の準備ができたら、さっそく作っていきますが...
まず最初に、全体の流れ(作業工程)を把握しておきましょう♪
ではさっそく、作っていきましょう♪
【作り方手順】
- ①
まずは、生地に型紙を当てて、
「外布」「中布」「内布」3種類の形を、生地から切り取ります!
(※これらは、同じ生地を使用しても構いません!)生地を2つ折りにして、型紙に合わせてそれぞれカットします!
作る際のコツ・ポイント
生地は、左右1組(表と裏)がワンセットになるので、
3組分(計6枚)を切り出します d^^ - ②
カットした内布(③)を中表に合わせて、
カーブになっている側を、1cm幅のところで縫い合わせます!作る際のコツ・ポイント
ズレないように、まち針で留めてから縫いましょう♪
縫いづらくなるので、まち針は深く刺さないようにしましょう d^^ - ③
表側を手前にして広げ、手順②の縫い代部分を左側に倒し、
表側の中心から5mm左(倒した)側を縫って、はみ出た部分の生地をカットします!作る際のコツ・ポイント
この次に、倒した部分を縫っていくので、
しっかり広げながら、まち針で留めておくと縫いやすくなります d^^※写真では、分かりやすいように「内側」になっていますが、
きれいに仕上がる様、『表側』からミシンで縫っていきましょう!同様の手順で、外布(①)・中布(②)も作っていきます!
※手順①~③までは、「外布・中布・内布」すべて同じ工程なので、
3枚とも一緒に作ってしまいましょう!
- ④
端の部分を表側へ1cm折って、アイロンをかけてから、
さらにもう1度折って、アイロンでしっかり折り目を付けて縫います!反対側の端も、同様に縫っていきます!
作る際のコツ・ポイント
事前(縫う前)に、両サイドにアイロンをかけておきましょう d^^
- ⑤
同様の手順(①~③)で行なった「中布(②)」を用意します!
- ⑥
手前に外側がくる様に、「内布(③)」の中央に「中布(②)」を、
『同じ向き』で合わせて、まち針で留めたら、
しっかり生地を合わせて、反対側の中心もまち針で留めます!作る際のコツ・ポイント
すべての生地を縫い合わせたら、最後に『裏返す』ので、
「表」と「裏」を間違えない様に注意して縫い合わせましょう d^^
- ⑦
しっかり生地を合わせて「内布(③)」の端をまち針で留めたら、
ワイヤーポケット部分を、鼻側(山が大きい側)に沿って『2cm幅』で、
アゴ側(山が小さい側)は、『5mm幅』で縫っていきます!作る際のコツ・ポイント
まち針で留める箇所を増やすと、ズレにくくなりますよ~ d^^
- ⑧
同様の手順(①~③)で行なった「外布(①)」と、
手順⑦で縫い合わせた「内布(③)中布(②)」とを『中表』になる様に重ねます。同じ様に、しっかりとまち針で留めたら、
今度は、鼻側とアゴ側どちらも『1cm幅』で縫っていきます!作る際のコツ・ポイント
しっかりと中心を合わせて、外布(①)がたるまない様に、
気をつけて縫い合わせれば、きれいに仕上げることができますよ d^^ - ⑨
縫い合わせた生地を、「外布(①)」と「内布(③)中布(②)」の間で、
くるっと裏返したら、アイロンをかけながら形を整えます!作る際のコツ・ポイント
耳側になる端までしっかり広げて、アイロンをかけておきましょう d^^
- ⑩
端の部分を、内側に1cm折ってアイロンをかけてから、
さらにもう1度折って、アイロンでしっかり折り目を付けて縫います!反対側の端も、同様に縫っていきます!
作る際のコツ・ポイント
両端を折り曲げた際に、
マスクを半分に折って、左右の長さを調節しておきましょう♪また、折り曲げた時に、
ほつれた糸が出ている場合は、カットしてきれいに整えましょう d^^ - ⑪
最後に「耳のゴム」を作って付けます♪ストッキング(20cmぐらい)を、2cm程度の幅でカットしたら、
両サイドに引っ張ってゴム紐を作り、手順⑩で折り曲げた中に通します!マスクを顔に当て、ゴム紐を調節して結んだら、
余った部分を切って、生地の中に結び目を隠します!作る際のコツ・ポイント
ゴム紐ならどんな物でも構いませんが、このストッキングで作るゴム紐は、
コストも安く何本でも作れて、さらに耳も痛くない!という優れものなんですよ♪ - ⑫
好みの長さのワイヤーを、ワイヤーポケットに通したら『完成』です!
いかがでしたか!?
手順説明が長くて、一見難しそうに思えてしまうかもしれませんが...
実際に一度作ってみると、
3層構造の立体マスクが、意外と簡単に手作りできてしまうと思います。
少し慣れれば、短時間で作れるようになるので、
- 洗い替え用に...
- デザイン違いで...
- 生地の素材を変えて...
- 家族用に...
- ちょっとサイズを変えて...
と、思わず何枚もマスクを作ってしまいますよっ w。d^^
Sponsored Link