飲み終わった牛乳パックは、当然「ゴミ」になります。
牛乳に限らず、ジュースやコーヒーなど、
日常的に、紙パックに入ったドリンクを飲まれているご家庭では、
かなりの「空き容器(ゴミ)」になっているのではないでしょうか!?
たかが、牛乳の紙パックなんですが、
強度もそこそこあって、水にも強いので、
これを再利用して、何か作る事はできないのか...
という訳で、実用的で簡単にできる、
小さくてかわいい「小物入れ」を、手作りしてみましょう♪
今回は、その第1弾として...
初心者の方でも作れる様、牛乳パック1個でできる!
『簡単な小物入れの作り方』を、詳しくご紹介します。d^^
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牛乳パックをリサイクル!手作りの「小物入れ」
「カルトナージュ」ってご存知ですか?
フランスの伝統工芸で、厚紙を組み立てて、
表面や内側には、紙や布などを貼って装飾を施した箱をいいます。
この様に、身近にある物を使って、誰でも簡単に作れるうえ、
工夫次第では、いろいろな作品が作れてしまうのです。d^^
そのカルトナージュに習って、
おそらく、どこのご家庭にもある「牛乳パック」をリサイクルして、
『かわいい小物入れ』を作っていきたいと思います♪
簡単手作り!牛乳パックで作る「小物入れ」の作り方
空いた牛乳パックをリサイクルして手作りする、
簡単で、かわいく作れる「小物入れ」!
できあがりは こんな感じで~す♪
この小物入れの「作り方」は、シンプルなんですが...
- 牛乳パックを「洗って乾かす」!
↓ - 牛乳パックを開いて「必要なサイズに切る」!
↓ - 切り出した各パーツに「布を貼る」!
↓ - 布を貼ったパーツを「組み立てる」!
↓ - お好みで「表面を装飾する」!
「作る手順」を大まかに説明してしまうと、こんな感じでしょうか。d^^
牛乳パックに、布を貼り付けるのには、
速乾ボンドや、布用ボンドがおすすめですが...
各パーツの組み立て自体は、布で隠れてしまうので、
両面テープや、セロテープ等を使用しても構いませんよっ d^^
必要な材料とサイズ
まずは、できあがった「小物入れ」の目安サイズと、
それに必要な『材料類』などから、ご紹介しておきましょう。d^^
W: 5.0cm × D: 5.0cm × H: 4.3cm (※およその目安サイズです)
- ■必要な牛乳パック: 1000ml × 1個
- ■使用する布のサイズ
- 布 a: 25cm × 15cm × 1枚(外面)
- 布 b: 23cm × 15cm × 1枚(内面)
- キルト綿: 5cm × 5cm × 1枚
- モチーフレース: 2.2cm × 2.2cm × 4枚
- レース: 0.8cm幅 × 30cm
- リボン: 1.5cm幅 × 30cm
- ■その他のパーツ類
- ボタン: 直径 1.5cm × 1個
- 紐: 太さ 0.2cm × 9cm
- 手縫い糸と針: 手縫い糸 30cm程度
(※モチーフレース・レース・リボン・ボタンなどは、お好みでどうぞ♪)
※貼り付けには、速乾ボンド・両面テープ・セロテープを使用します。d^^
牛乳パックを切るサイズ
牛乳パックを開いて、以下のサイズを切り出します!
- パーツ A: 4.0cm × 11.0cm × 2枚(本体)
- パーツ B: 5.0cm × 5.0cm × 3枚(底・外フタ)
- パーツ C: 4.8cm × 4.8cm × 3枚(内底・外底・内フタ)
- パーツ D: 4.6cm × 3.5cm × 4枚(内側面)
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「小物入れ」の作り方手順
必要なサイズの各パーツを、牛乳パックから切り出せたら、
さっそく、組み立てていきましょう♪
【小物入れの作り方】
- ①
まずは、パーツAを横向き(11cm)にして、
「5cm/5cm/1cm」に区切りを入れて、折り曲げます!作る際のコツ・ポイント
区切った箇所は、カッターの背側でなぞると、折り曲げやすいですよっ d^^
- ②
パーツAを2枚とも折ったら、互いに貼り合わせた、
パーツBを、テープで底面に固定します!※パーツBは、白い面が外側になる様、2枚を貼り合わせて底面に使用します。
作る際のコツ・ポイント
牛乳パックの外面(印刷面)は、濃い色の布を使用する側にしましょう d^^
- ③
手順②で作った本体にあわせて、布aを貼り付けますが、
上下左右それぞれ各1cmの余白をとって、布をカットします!作る際のコツ・ポイント
柄がある布の場合は、柄の方向を考慮してカットしましょう d^^
本体の側面に布を貼る時は、折り代を貼って1周回したら、
最後は余白部分を内側に折り返して、再び同じ箇所に貼り付けます!
- ④
入れ口側の折り代(余白部分)の角に、ハサミで切り込みを入れたら、
本体の内側に折って、貼り付けます!
- ⑤
底面は、角の重なった三角の部分を切り落としてから貼り付けます!
- ⑥
パーツCに布aを貼って、角の折り代をカットしたら、
折り代を折って貼り付けます!作った底面は、本体の外底に貼り付けます!
作る際のコツ・ポイント
折り代を折って貼り付けた時、角のほつれ(ボサボサ)が気になる場合は、
ボンドを少し塗って、指で押さえながら乾かすときれいになります d^^
- ⑦
パーツC(1枚)・パーツD(4枚)に、布bを貼ったら、
角の折り代をカットして、写真の様に折り返して貼ります!作る際のコツ・ポイント
「折り返して貼り付ける部分」と「残す部分」は、写真を参照してください。
- ⑧
まずは、内底(パーツC)を貼って、折り代を側面に貼り付けたら、
内側面のパーツB(4枚)を、順次貼り付けていきます!今回は、本体の外側にレースを貼り付けました。(これは お好みで..♪)
作る際のコツ・ポイント
内側面(パーツB)は、折り代を残した2枚のパーツを対面に貼ってから、
折り返して貼り付けてあるパーツ(2枚)を貼り付けます d^^レースは何でもOKですが、
ここにボタンを付けるので、必ずレースは付けてくださいね! - ⑨
パーツBに、同じサイズ(5cm×5cm)のキルト綿を両面テープで貼ったら、
キルト綿を挟む様に、布aを貼り合わせます!
(※手順⑥と同様に、角の折り代をカットしてから折り返して貼り付けます。)さらにその上から、半分に折った紐をテープで貼り付けます!
作る際のコツ・ポイント
紐の「長さ」や「はみ出す部分のサイズ」は、
使用するボタンのサイズと、固定位置に合わせて調整してください!ボタンを付ける位置にもよりますが、紐の長さの目安として、
紐を中心で固定した時「はみ出す部分」は『ボタンの大きさ+約5mm』です d^^
- ⑩
手順⑥の外底と同じ要領で、パーツCに布bを貼ったら、
手順⑨で作った、フタの内側に貼り付けます!フタの外側には、モチーフレースを4個貼り付けました。(これも お好みで..♪)
- ⑪
作ったフタは、糸で縫って本体に取り付けます!作る際のコツ・ポイント
縫い方は、「コの字縫い」が最適です!
2枚の布を折り山で縫い合わせる縫い方なので、縫い目が見えません d^^ - ⑫
1.5cm幅のリボンを「13cm/12cm/5cm」にカットしたら、
13cmと12cmのリボンは、リング状(重ね部分は1cm)にします!リング状にしたリボンを重ね、残ったリボンで中央を巻いて貼り合わせます!
作る際のコツ・ポイント
異なるタイプのリボン「ディオールボウ(片面リボン)」を付けたい場合は、
別記事『サテンで作る♪リボンの簡単な作り方!』を参照してください d^^
- ⑬
作ったリボンをフタに貼り付け、ボタンを縫い付けます!作る際のコツ・ポイント
ボタンを縫い付ける位置は、
使用するボタンのサイズと、紐の長さに合わせて調整してください d^^ - ⑭
これで、すべて『完成』で~す! お疲れさまでしたっw
牛乳パックたった1個で、簡単に作れてしまう割には、
意外と丈夫で、かわいい小物入れができちゃいましたよねっ♪
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