つまみ細工で『紫陽花』を作る場合、
他の花と比べて、難易度が少し高くなってしまいます。
なぜなら、紫陽花は、
「小花がいくつも集まって、1つの花になっている」からです。
難易度を低くして、簡単に作るためには、
土台を小さめのサイズにする!という方法が考えられます。
土台の球体を小さくすれば、「花の数を減らす」ことができるからです。d^^
本来なら、小さい土台の球体を選べば、問題はすぐに解決できてしまいます。
しかし...
小さいサイズの土台は、どこにでも売っている訳ではありません。
手芸屋さんで販売されていて、入手する事ができますが、
量が多かったり、価格的にも材料代として高くついてしまいます。
ですが、
今回の作り方で作れば、材料も100均ショップで購入できて、
初心者の方でも、すぐに始められますよ。d^^
という事で今回は...
「つまみ細工で紫陽花の作り方」を写真付きで詳しく紹介します!
「4つの手順(工程)」で、簡単に作れますので、
ぜひ参考にして、作ってみてくださいね~♪
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Contents
つまみ細工で作る6月の花「紫陽花(あじさい)」
つまみ細工では、ちりめん布などを小さく切り、
折り畳むことで、いろいろな花を作る事ができます。
「ダリア」「梅」「桜」「ボタン」「バラ」など・・・
イメージに合わせて、つまみ細工の基本(丸つまみ・剣つまみ)を使い分ける事で、
どんな花でも、少しの工夫次第で作れてしまうかもしれませんね。
今回は、久しぶりの「つまみ細工」での花作りなので、
どうせなら、今までとは少し違ったイメージの花を手作りしてみる事にしました。
で、その「少し違った花」として選んだのは...
6月の花『紫陽花(あじさい)』です♪
紫陽花を作るの場合、イメージが異なるだけではなく、
上述の様に、難易度的も少し高くなってしまいます。
しかし、難易度を下げて、比較的簡単に作ることができたので、
その作り方と手順、コツやポイントなどについて、今回詳しくご紹介していきます。d^^
紫陽花の作り方は「丸つまみ」で!
今回紫陽花の花に使用したのは、
つまみ細工の基本『丸つまみ』なんですが...
場合によっては、
もうひとつの基本『剣つまみ』でも構いません。d^^
たとえば...
- 丸みを出しして柔らかくしたい場合は「丸つまみ」!
- 尖ったイメージを出したい場合は「剣つまみ」!
といった様に、
お好みに合わせて選ぶことで、作りたいイメージに近くなると思います。
ちょっと自信がないといった方や、初心者の方は、
今回ご紹介する手順どおりに、まずは作ってみましょう♪
つまみ細工で作る「紫陽花」の作り方!
今回作る「紫陽花」の場合、手作りする手順としては ...
といった様な工程で、それぞれ作っていきます。d^^
つまみ細工(紫陽花)の「おもな材料」
今回、紫陽花の手作りに必要な、
おもな「材料」類から、まずは確認しておきましょう。d^^
- ①つまみ布(ピンク・水色・緑)
- a. 球体用つまみ布:「ピンク 8cm角 ×1枚」「ピンク 5cm角 ×1枚」
- b. 紫陽花用つまみ布:「水色 2cm角 ×36枚」「ピンク 2cm角 ×8枚」
- c. 台紙用つまみ布:「水色 1cm角 ×8枚」「ピンク 1cm角 ×3枚」
- d. 葉っぱ用つまみ布:「緑 3cm角 ×5枚」
- ②発泡スチロール:直径5cmの半球体 ×1個
- ③厚紙:直径4cmの円形 ×1枚
- ④ラウンドビーズ ×11個
その他に、速乾ボンド・ピンセット・カッター・ハサミなどを使用します。
今回使用した緑の布は、家にあった「ちりめんの風呂敷」を使いましたが、
その他は、すべて『100均ショップ』で購入しました!
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紫陽花の「作り方手順とコツ」
上述の様に、大きく分けた「4つの工程」によって、
難易度的には、比較的簡単に作れる作り方になっています。
ですので、
初心者の方でも、手軽に作ってみることができると思います。d^^
ではさっそく、作っていきましょ~ ♪
「紫陽花(土台部分)」の作り方
最初の工程は、花の『土台部分』からです d^^
【紫陽花(土台部分)の作り方】
- ①
半分に切った「直径5cmの球体発泡スチロール」の
下側(カットした方)から約1cmの所に、1周ぐるりと印をつけます!【ポイント・コツ】
まずは、8~10箇所ぐらいに、目安の印を「点」でつけておいてから、
ボールペンを固定して、半球をクルクル回すときれいに線が引けますよ d^^ - ②
描いた線に沿って、カッターでカットします!【ポイント・コツ】
一気にカットするのではなく、少しずつ回しながらカットしましょう d^^ - ③
カットした半球にボンドを塗ったら、8cm角のつまみ布を被せて貼り付けます!【ポイント・コツ】
シワが出ない様に、引っ張りながら貼り付けると、
次からの作業がやりやすくなり、綺麗に仕上げることができますよ d^^ - ④
のりしろ部分を少し残してカットしたらボンドを塗り、折り返して貼り付けます!【ポイント・コツ】
のりしろ部分は、1cm程度の幅で切り込みを入れると付けやすくなりますよ d^^ - ⑤
円形(直径4cm)に切った厚紙にボンドを塗り、つまみ布(5cm角)を貼り付けたら、
のりしろ部分を少し残してカットし、裏側へ返して貼り付けます!
- ⑥
布を貼った厚紙にボンドを塗って、
手順④で作った半球の裏側に貼れば「土台は完成」です!
「紫陽花(花びら部分)」の作り方
次は、『花びら』を作ります d^^
この「花びら部分」のパーツは、
つまみ細工の基本『丸つまみ』がベースとなっています。
そちらの手順を参考に、丸つまみで各パーツを作り、
下記の解説手順に沿って「花のパーツ」を作っていってくださいね。
※用意した「2cm角のつまみ布(44枚)」を使って、
11個の花に必要な花びらの数、つまり「44個の丸つまみ」が必要となります。d^^
丸つまみで必要なパーツを作ったら、紫陽花の花を作っていきましょう♪
【紫陽花(花びら部分)の作り方】
- ①
丸つまみにボンドを塗って、1cm角に切ったつまみ布に「4個」貼り付けます!
- ②
花の中心にボンドを塗って、ビーズを付ければ1つの花は「完成」、
同様の手順で、「花の色の割り振り」の数(合計11個)の花を作ります!
- 今回の場合、ピンク色のつまみ布を混ぜ合わせて、
「紫陽花の花」を作って、少し変化をつけてみました♪ちなみに、『花の色の割り振りと数量』は次のとおりです(写真③参照)。
- a.「ピンク 3枚・水色 1枚」× 2個
- b.「ピンク 2枚・水色 2枚」× 1個
- c.「水色 4枚」× 8個
「紫陽花(葉っぱ部分)」の作り方
続いて、『葉っぱ』を作りましょう d^^
今度は、つまみ細工の基本『剣つまみ』が、
この「葉っぱ部分」のパーツのベースとなっています。
【紫陽花(葉っぱ部分)の作り方】
- ①
「剣つまみの作り方」を参考に、
手順⑥の工程まで行なったパーツを「5つ」作って乾かします!
- ②
ボンドが乾いたら、指先でクルっと裏返しにすれば「完成」です!
- ③
同様の手順で、『5個』の葉っぱパーツを作ります!
「紫陽花」の作り方(組み合わせ手順)
いよいよ、最後の仕上げです!
それぞれの作ったパーツを、組み立てていきましょ~ d^^
【紫陽花の作り方(組み合わせ手順)】
- ①
まずは、ピンクの花びらが入った「3個の花(a・b)」にボンドを塗って、
土台の端部分に配置して、貼り付けていきます!
- ②
次に、水色の花(c)にボンドを塗って、端から付けていき、
残りの花を、隙間を埋める様に全体に付けていきます!【ポイント・コツ】
下地(ピンクの布)が少々見えてしまっても、かわいくなるので、
隙間が完全に埋まらなくても大丈夫ですよっ d^^ - ③
最後は、端についている花びらに貼る様に、
葉っぱパーツにボンドを塗って、バランスよく配置して付ければ『完成』で~す!!【ポイント・コツ】
葉っぱパーツは、左右に配置(3個・2個)すればバランスが取れますよ d^^
お好みで、つまみ布の「色」を変えて作ってみてくださいね~♪
また、
「剣つまみ」での紫陽花作りにも、ぜひトライしてみてください。d^^
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