今流行りの「ハーバリウムを作ってみた~いっ♪」
近年、お花屋さんなどでよく見かける、
ちょっと高価な「ハーバリウム」。
最近では、
手芸屋さんや雑貨屋さんでも、見かけるようになり、
「自分で作れる!」ということを知ってしまったのです!
ですが ...
いろいろな部材や、専用キットなどは、
やはり、既製品の様に「高価なもの」になってしまいます。
なかでも、
ハーバリウム用のオイルは、コストがかかるので、
もし『安い代用品』があれば、
念願の「手作りハーバリウム」が作れるかもしれない!
でも、
「本当に、ハーバリウム用オイルを代用できるのだろうか?」
その疑問を解決するため ...
100均アイテムの「ベビーオイル」と「洗濯のり」を、
専用オイルの代用品に使用して、
- 「花の形や色落ちはしないのか?」
- 「出来上がりはどうなるのか?」
など、それぞれ検証して比較してみました!d^^
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Contents
ハーバリウム専用オイル
『ハーバリウム専用オイル』の場合、
「ミネラルオイル」や、より高価な「シリコンオイル」など、
様々な種類のオイルが、各社から販売されています。
もちろん、
これらの「専用オイル」を使用することが、
色落ちや型崩れの心配もなく、仕上がりも綺麗に作れると思います。
しかし...
「専用のオイルは高い...(汗)」
やはり、ハーバリウム専用となると、
中の花などが、より綺麗に見える様に、
屈折率など、研究されて作られたオイルなので、
どうしても、高価な物になってしまっているのが現状です。
オイルを使わずに、100均材料で作る「ハーバリウムの作り方」は、
別記事で詳しく解説します。d^^
ハーバリウム用のオイルを代用
コストがかかってしまう、ハーバリウム用オイルなんですが...
「できることなら、安いコストで済ませたい!」
そう思うのは、
おそらく、私だけではないはずです。d^^
調べてみると、
「ベビーオイル」や「洗濯のり」を使う方法がある様です。
これなら、100均でもGetできるっ!!
安い100均アイテムで代用!
専用オイルの代用品として、100均アイテムを使用することによって、
第一条件の「安い!」は、クリアーしますが...
ホントに代用品として使用できるのか!?
だとしたら、
どちらのほうが、代用品として適しているのか?
これらを検証するために、
実際に、ハーバリウムを作って、比較してみました!
代用品「ベビーオイル」と「洗濯のり」で比較!
「ベビーオイル」や「洗濯のり」を使っても、
ハーバリウム専用オイルの、代用品として使用できるのか?
また、瓶の中に入れる花が、
「ドライフラワー」と「造花」では、違いがあるのか!?
それぞれ、実際に作ってみて、
どのような変化が起こるのか? 観察して比較してみました!d^^
今回の検証では、
- ① ベビーオイル
- ② 洗濯のり
- ③ 中瓶(円柱型)
- ④ 小瓶(三角フラスコ型)
を使って、小さめのハーバリウムを作ってみました。
これらは、どれも100均ショップの商品ですが、
①ベビーオイルと、④三角フラスコ型の瓶は「ダイソー」で、
②洗濯のりと、③円柱型の瓶は「セリア」で購入しました。
③の瓶は、
ダイソーのベビーオイル(60ml)が、ちょうど1本分入るサイズで、
④の場合は、
それよりひと回り小さいサイズで、40ml程度の瓶になります。
- a. 造花 + ベビーオイル + 小瓶
- b. 造花 + 洗濯のり + 小瓶
- c. ドライフラワー + ベビーオイル + 中瓶
- d. ドライフラワー + 洗濯のり + 中瓶
これら、4種類のハーバリウムを実際に使ってみましたが ...
- 「見た目の仕上がりはどうか?」
- 「花は崩れてしまわないか?」
- 「色落ちはしないか?」 など、
いろいろな問題がでてきましたので、
それぞれについて、詳しくみていきましょう。d^^
「造花」ハーバリウムの場合
まずは、上記2つの瓶を使用し、
「造花」で作ったハーバリウムの場合です!
- 花崩れもなく、オイルの濁りもありません。
- 1日経過後も変化なく、綺麗なままです。
- 口の狭い小瓶なので、花の浮き上がりは気になりません。
- ブルーのペーパーフラワーが膨張し、色落ちも少し見られます。
- 少し濁りがありますが、瓶が小さい分あまり気にはなりません。
- 1日経過後は、
色落ちや濁りは、初日よりも少し増した気がしますが、
ドライフラワーほど見た目はひどくないので、あまり気にならない程度です。
「ドライフラワー」ハーバリウムの場合
では、
「ドライフラワー」を使ったハーバリウムの場合はどうでしょう?
- 花崩れもなく、オイルの濁りもありません。
- 1日経過後も変化なく、綺麗なままです。
- 同様にドライフラワーの配置をしても、
浮き上がってきてしまい、さらに 少し濁っています。 - 1日経過後、濁り具合も増して、
見るも無残にふやけてしまったため、花の原形はほぼありません。
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ハーバリウム用オイルを安く代用!「まとめ」
専用のハーバリウム用オイルを使用せずに、
安く入手できる「ベビーオイル」、
もしくは「洗濯のり」を使用したら、どうなってしまうのか?
その疑問を解決するため、
「ドライフラワー」と「造花」を使い、
それぞれ、2種類の瓶でハーバリウムを作って比較してみました♪
数日間、観察した様子を、
今回の『検証結果』として、それぞれまとめてみましょう!
- 「造花(a)」と「ドライフラワー(c)」、
どちらの場合も、比較的きれいに仕上がりました。 - 茎の長さがある花を、うまく使ったり、
細長い瓶を使用することで、よりきれいに仕上がります。
- 「造花(b)」の場合、小さい瓶なので、
花の浮き上がりは、あまり気になりませんが、
ドライフラワーの場合と同様に、濁りは少しあります。 - 「ドライフラワー(d)」は花も浮いてしまい、濁りもあって、
さらに、数日経過後はひどい結果になりました。
以上の様な結果から、『ベビーオイル』のほうが、
ハーバリウム用オイルの代用品として、適していると思いました。
もちろん、
ハーバリウムの作り方や、保管場所にもよりますが ...
今回の検証結果では、
『ベビーオイル』を使用すれば、比較的「失敗しにくい」と思われます!
今回は、できるだけ安く作れる様に、
100均ショップ(ダイソー)のベビーオイルを使用しましたが ...
薬局などで、別の商品を購入する場合は、
「スキンケア成分が入っていないオイル」を選ぶと良いでしょう。d^^
さらに、-10度を下回る様な寒冷地では、
オイルが濁ってしまうことがあるので注意しましょう!
たくさんの量が必要!といった場合は、
いくら100均商品といえど、コストがかかってしまいます。
そんな場合は、精製水で「洗濯のり」の濃度を薄めて、
専用オイルの代用品として、使用してみるのもアリだと思います。
しかし、その場合は、
- 着色のない造花を選ぶ!
- 茎で花をうまく押しながら配置する! など、
「洗濯のりのデメリット」をカバーする様な工夫が必要です。d^^
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