誕生日に、齢の数だけ「バラの花」を貰った!
な~んて、よく聞きますが...
私は、長年花屋さんで働いていたので、
「バラの花束」なんて貰ったことはありません(泣)。
プレゼント用の花束や、
アレンジメントは、たくさん作ってきましたが... w
「誕生日にバラの花をプレゼント」なんて、嬉しいですよね~♪
そんな「記念のバラの花」の場合は、
特に、長く楽しめたらと思いますよね?
しかし、
残念な事に花の命は短く、すぐに枯れてしまいます!
でも、
「どうしたらいいのか分からない...」
「きれいなままなんてできるの...?」
などと思っているあなたに『朗報』です。d^^
実は、
「きれいなままで、長く楽しむ方法」があるんです!
その方法とは...
『ドライフラワー』にして、長期間の保存を可能にすることです。
ということで今回は、
「バラのドライフラワーアレンジメント」の作り方を解説します!
さらに、
より良い状態で、長く保存するための「保存方法(管理の仕方)」も、
紹介しますので、ぜひ参考にして 思い出を長く楽しんでくださいねっ♪
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Contents
貰ったバラの花をドライフラワーに!
『ドライフラワー』にする一般的な方法は、
「そのまま吊るしておく方法」なんですが...
残念ながら、この方法では、
色や形をそのまま綺麗に!とはいきません。d^^
きれい、且つ 長く楽しむ事ができるのは、
やはり「シリカゲルを使ってドライフラワーにする方法」だと思います。
今回の場合も、
きれいに長く飾りたい!という目的なので、
シリカゲルを使って、バラをドライフラワーにしました!
忘れてはならない注意点は、必ず「しっかり乾燥させる!」という事です。
乾燥が足りずに水分が残っていると、
形が崩れてしまうばかりか、カビの原因にもなってしまいます。
さらに、変な匂いも残ってしまいます。d--;
『シリカゲルを使った バラのドライフラワーの作り方』や、
『シリカゲルを電子レンジで使う場合の ドライフラワーの作り方』については、
別記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。d^^
バラの花のドライフラワーアレンジメント
一般的に、アレンジメントを作るには、
容器の中に「オアシス」という吸水スポンジを使います。
その場合、花をワイヤリング(ワイヤーを付ける)して、
オアシスに刺していく手順となり、難易度が少し高くなってしまいます!
そこで、「初心者でも簡単にできる方法はないか?」
とあれこれ考えた結果...
100均ショップで売っている
『発泡スチロールブロック』を使って手作りする事にしました。d^^
準備するもの
まず初めに、「準備するもの」を紹介しておきましょう♪
- ドライフラワー
- バラ(黄×2、赤×1、ピンク小×2)
- カスミ(少々)
- ハイブリッドスターチス(少々)
- 容器(好みのものでOK)
- 発泡スチロール(ブロック黒)
- リボン(白・1.2cm幅)
- グリーンモス(少々)
- ラズベリーピック(3個)
- ワイヤー(少々)
※ 土台にしっかり固定するために「グルーガン」を使用します!
「ドライフラワー」を除けば、
これらは、すべて100均ショップで入手する事が可能です!
「アレンジメントフラワー」の作り方!
今回手作りする、
ドライフラワーの『アレンジメントフラワー』♪
作業の流れ(工程)は、以下の様に作っていきます。
- 0. バラをドライフラワーにする!
↓ - 1. リボンを作る!
↓ - 2. 容器土台を作る!
↓ - 3. 土台に花・リボンを付ける!
事前に、バラの花を「ドライフラワー」にさえしておけば、
意外と簡単に作ることができてしまいますよっ。d^^
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アレンジメントフラワーの作り方 手順1「リボンの作り方」
まずは、花の隙間を埋めるための
「リボン」を、先に作っておきましょう。d^^
- ①
5cm程のループを作ったら、その中心を挟んで持ちます!
- ②
さらに、そのループより両端1cm程大きいループを作り、
それらの中心を、ワイヤー(6cm程度)で巻いて留めます!※これと同じものを「7個」作ります!
- ③
今度は、20mのリボンの中心を、
6cm程度のワイヤーで巻いただけのものを「2個」作ります!花の隙間が多い場合は、リボンの数を増やしてください。
また、カラーや形を変えたりしても、もちろんOKですよ~♪
アレンジメントフラワーの作り方 手順2「容器土台の作り方」
次に、土台となる部分を作っていきますが...
最終的には、花やグリーンなどで隠れてしまうので、
ブロックは、大雑把にカットしてしまっても構いません。
ただし、隙間はしっかりグリーンモスを詰めてください。d^^
- ①
ブロックに容器を乗せて型を取り、大体の形にカットしたら、
容器の中にすっぽり入るぐらいに、少しずつカットしていきます!作る際のコツ!
ブロックの四方は、容器との隙間を1cm弱あけてください。 - ②
「グリーンモス」を、容器との隙間に詰めます!作る際のコツ!
隙間に入れる時は、定規などで押すと入れやすいですよ d^^
アレンジメントフラワーの作り方 手順3「土台に花とリボンを付ける」
最後は、土台に付けて完成させましょう♪
グルーガンで付けていくので、簡単に固定する事ができます。d^^
- ①
「赤いバラ(1本)」と「黄色のバラ(1本)」を、
容器の角に三角形に配置して、グルーガンで付けます!作る際のコツ!
配置に迷った場合は、
この様に、まず「三角形」に配置すればバランスがとりやすいですよ d^^ - ②
対角の位置に、「小さいピンクのバラ(2本)」をグルーガンで付けます!
- ③
「リボン」は、まず四つ角に刺してから、
残りのリボンも隙間に刺して、ボリュームを出します!
- ④
「ラズベリーピック」を、外側の隙間に刺していきます!作る際のコツ!
ラズベリーピックは、最初からワイヤーが付いているので、
3cm程度にカットして、そのまま刺すだけです。d^^ - ⑤
全体のバランスを見ながら、
「ハイブリッドスターチス」を、花の隙間にグルーガンで付けていきます!作る際のコツ!
バラの高さと同じぐらいになる様、調整しながら付けていきましょう。d^^隙間を埋める小花には、
スターチスなどが、簡単できれいなドライになるのでおすすめです♪ - ⑥
手順②で、ピンクの小さいバラを配置した角に、
中心をワイヤーで巻いたリボン(2本)を刺して、アクセントにします!
- ⑦
仕上げに、「カスミ」を容器の周りに刺したら『完成』です!!作る際のコツ!
全体の大きさがひと回り大きくなる様に、バランスを見ながら付けまていきましょう♪カスミは、グリーンモスに刺していきますが、
もし、抜ける場合はグルーガンで付けて固定しておきましょう!
一見、工程が多そうに思えてしまうかもしれませんが...
思っていたより、意外と簡単に作れたのではないでしょうか?
今回ご紹介したのは、一例ですので、
バラやその他の花の「色」や「大きさ」などによっても、異なると思います。
もちろん、お好みで簡単にアレンジ可能ですが、
その際も、本数や配置によってバランスを変えるだけなので、
作り方の手順は、参考になるのではないかと思います。
「ドライフラワーアレンジ」の保存方法!
記念のバラの花で、
「ドライフラワーアレンジ」が作れましたねっ♪
これで、
「ドライフラワーだから、永遠にそのまま飾れる!」
と思っている方も、少なくないのではないでしょうか?
しかし、残念ながらそうとは言えないのです。
いくら「ドライフラワー」といっても、
管理の仕方や、ドライフラワーの種類によっては、
2~3ヶ月で、ボロボロになってしまう場合もあるんです。
ですが、逆に『管理』さえ上手くできれば、
「ドライフラワーを何年も長く楽しむ」ことができるんです。d^^
やはり、せっかく作った「ドライフラワーのアレンジ」なので、
きれいなまま、長く楽しみたいですよね~♪
という事で、
その管理の仕方(保存方法)を、最後に紹介しておきます。d^^
特に気をつけるべきことは、以下の「3つ」です!
『ドライフラワーにとって絶対ダメな3つのこと!』
- 【高温多湿】
ドライフラワーは、湿気に非常に弱いので、
湿度の高い場所に置いてしまうと、「カビや害虫がわく原因」となります。 - 【直射日光】
日光などの強い光は、退色の原因になります。たとえ蛍光灯の光であっても、
近すぎたり、常に当たっていると劣化はしていきます。 - 【ホコリ】
空気のきれいな場所以外では、必ずホコリは溜まります。そのホコリは、ドライフラワーにとって「カビの原因」になるのです。
ケースや瓶などにディスプレイすると、きれいに保てます。
この3つを守れば、
大切な思い出のお花などを、何年も長く楽しむことができます。
保存状態が特に良ければ、
5年以上もきれいな状態のまま! というケースもあります。d^^
しっかり管理をして、
きれいなままの状態を保ち、長く楽しんでくださいねっ♪
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