「ドライフラワーの作り方」に興味をもった方なら、
『シリカゲルを電子レンジで乾燥させる!』
という方法を、聞いたことがあるかと思います。
たとえ、知らなかったとしても、
すこし調べてみれば、その情報を目にすることができますね。d^^
ところが ...
ドライフラワー用のシリカゲルに記載されている作り方には、
残念ながら、レンジを使う方法は書かれていないのです。
そのあたり、ちょっと気になるのは、
おそらく、私だけではない筈です!(勝手な憶測ですがw)
「ドライフラワー用のシリカゲル」についてはもちろん、
『電子レンジ』を使う場合の、ドライフラワーの作り方手順をご紹介します。
また、実際に作ってみた場合の「失敗例」を挙げながら、
電子レンジで作る場合に、注意する「ポイント」もまとめてみました♪
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Contents
ドライフラワー用のシリカゲル
ドライフラワーを「シリカゲル」で作る場合、
必要な道具類などは、特にありません。d^^
ですので、シリカゲルさえ用意できれば、
家にある容器などを利用して、いつでも簡単に作れてしまいます!
で、その「シリカゲル」なんですが ...
一般的なシリカゲルと異なり、
「ドライフラワー用のシリカゲル」は、細かい粒になっています。
そのため、花の細かい部分にも入り込むので、
色や形などが「生花に近いドライフラワー」が作れます♪
実は、
一般的なシリカゲル(ドライフラワー用ではない)を使って、
実際に作ってみたんですが、結局上手くいかなかった経験があります w。
ドライフラワー用シリカゲルは再生可能!
ご存知だとは思いますが、
シリカゲルは、何度でも『再利用』が可能です!
シリカゲルを『加熱』することで、再生することができるので、
「電子レンジ」や「フライパン」を使用して、再利用することができます。
シリカゲルが水分を吸収すると、変色するので、
濃い青色が白っぽくなったら、水分を吸収しなくなります!
- 「乾燥が必要」な水分を吸収した状態(使用後)→ 薄いブルー
- 「利用可能」な乾燥状態(新品 または 再生後)→ 濃いブルー
再利用(加熱)方法は簡単!
- 「電子レンジ」で加熱する場合は、
80度〜100度を長く保ちながら、乾燥させます!
- 「フライパン」の場合は、
・フライパンを使って、から煎りをします!
これらの方法で、
熱を加えることで青い粒に戻り、再利用することができます。d^^
上述の様に、
乾燥状態(利用可能)と、水分を吸収した状態(要乾燥)での、
シリカゲルの状態は、『粒の色』で判断できます。
しかし、ご覧の様に、
濃い色と薄い色での「状態」のイメージが逆なのが、ちょっと気になります。
「湿っていたら、色が濃くなる!」
と思うのは、おそらく私だけではないハズです ... d^^
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ドライフラワーの作り方(電子レンジ編)
少し、前置きが長くなってしまいましたが ... w
さっそく、シリカゲルを使って、
電子レンジで「ドライフラワー」を作ってみましょう♪
- ①
花の部分だけを残すように、根元部分で茎を切り落とします!
- ②
花がすっぽり入って、少し余裕がある位のタッパーの底に、
シリカゲルを3cm程度敷いたら、花が重ならない様に並べます!
- ③
花びらがすっぽり隠れるまで、シリカゲルをゆっくりと隙間に入れていきます!(花びらの間にも、しっかりと入れてください。d^^)
- ④
蓋をしない状態で、電子レンジ(600W)に入れ、
20秒ごとに止めて様子を確認しながら、徐々に温めます!
(500Wの場合は、30秒ごとの確認でOKです。d^^)600Wの場合の目安として、全体で「1分半」程度で十分だと思います。
- 完成!
取り出した後も、
シリカゲルは非常に熱くなっているので、注意してください!
しばらくの間は、触らないようにしましょう。d^^
電子レンジを使ったドライフラワーの「失敗例」
自然放置して乾燥させる場合に比べ、
電子レンジを使って、シリカゲルを乾燥させる場合 ...
短時間でできる!という、最大のメリットはありますが、
失敗する可能性が高くなる!というデメリットが共存します。d^^
参考までに、
実際に「失敗」してしまった一例を、ご覧いただきましょう d^^;
ご覧の様に、白い花は焦げてしまいました(汗)。
他の色でも試しましたが、
同じ作り方で作っても、薄い色は焦げやすいのかもしれません!
(もしくは、焦げてしまった場合に目立つ! とか...)
電子レンジで作る場合の「ポイント」
では最後に、
「失敗のリスク」を少しでも回避する『ポイント』を挙げておきますねっ♪
「電子レンジ」を作って乾燥させる場合は、
以下の3つの点について、注意する様にしましょう!
3つの注意点
- 「一気に温めない!」
→ 花が崩れたり、焦げたりします。
- 「温め終わったら、シリカゲルの中から素早く花を取り出す!」
→ ここで取り出さないと、花が焦げてしまいます。
- 「1度にたくさん作らない!」
→ あまりたくさんのシリカゲルを使い、電子レンジで湿度を飛ばそうとすると、
電子レンジの中に湿気がたまり、再吸湿してしまいます。
初めのうちは、
小さい容器に1つずつ入れて行うと、失敗が少ないですよっ d^^
完成したドライフラワーの「見た目」に関しては、
正直言って、『自然乾燥』で作ったドライフラワーに軍配があがります。
しかし!
自然乾燥でドライフラワーを作る場合、
およそ1週間~10日程度の、乾燥させる日数が必要です。d^^
対して、電子レンジで乾燥させる方法の場合、
たったの数分間でドライフラワーが完成する!というメリットがあります!
この場合、
ドライフラワーの「完成度」と「制作時間」は相反する関係にあるので、
時間の都合や目的用途に合わせて、作り方の選択をしてみてはいかがでしょうか!?
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